■ ID | 60 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | 回分式炭化装置を用いた浄化槽汚泥の炭化 Carbonization of Johkasou Sludge Using Batch Type Equipment |
■ 著者 | 加藤裕之
Hiroyuki Katoh
(財)日本環境整備教育センター 渡辺孝雄 Takao Watanabe (財)日本環境整備教育センター 大森英昭 Hideaki Oomori (財)日本環境整備教育センター 河村清史 Kiyoshi Kawamura 埼玉県環境科学国際センター 牧野好晃 Yoshiaki Makino 鞄本環境管理センター |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | Journal of Material Cycle and Waste Management, Vol.7, No.1, 55-64, 2005 |
■ 抄録・要旨 | 回分式炭化装置を用い、脱水浄化槽汚泥の炭化を検討した。炭化室及びガス燃焼室の温度の経時変化から、炭化過程は、乾燥用の第T相、熱分解用の第U相、それ以降の第V相に分けることができた。第T相及び第U相の時間は、それぞれ含水量及び固形物量と強い相関が認められた。第T相が終了した汚泥の減量率は約90%であり、有機物分解率は第U相以降の時間とともに増加し、約50%で一定になる傾向にあった。溶出TOC濃度は炭化状況把握の指標となり、炭化室最相以降の時間とともに増加し、約50%で一定になる傾向にあった。溶出TOC濃度は炭化状況把握の指標となり、炭化室最高温度は炭化の進行把握の有効な運転因子であることが分かった。炭化汚泥は、木炭及び活性炭の文献値と比べ比表面積は1〜3桁、細孔容積は1〜2桁小さかった。重金属等の溶出は認められなかった。炭素減少量は有機物分解量の約25%に相当した。 |
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